99%が水分で出来たゼリー状の組織です。
硝子体とは眼球内部の大部分をしめている組織で、眼球の丸い形を保つ為に、無色透明のゼリー状の組織が眼球内にぎっしり詰まっています。
眼球の形を保つ役割の他には、中に入ってくる光を屈折させたり、外からの受ける圧力や刺激を吸収して和らげる役目もあります。
硝子体手術とは、高度な技術を必要とする難しい手術ではありますが、お越しいただく地域の患者様の為に、当院内部で手術が行える体制を整えております。
手術前には、白内障手術と同じく、患者様とそのご家族に充分なご説明を行い、手術への理解を深めて頂いた上で治療を行っております。
また手術後は、入院が必要となります。入院設備を完備しておりますので手術を受けていただいた患者様には当院で安静に過ごしていただき、ゆとりのある広さの病室をご用意しておりますので、
少しでもリラックスして治療に専念していただけたらと思います。退院した際の患者様の笑顔の為にスタッフ一同丁寧なサポートをいたします。
当院で硝子体手術となる疾患は下記のとおりとなります。
■黄斑上膜
黄斑の上に膜が張ってしまう病気で、物が歪んで見えるようになったり視力が低下したりします。他の病気が原因でなる場合もありますが、原因不明な場合が多いです。
